嫌われる臭いランキング
日本人は海外の人よりも臭いに敏感な国民だとされています。
その理由は、入浴習慣によると考えられます。
日本人は昔から毎日お風呂に入ってしっかり身体を洗い、清潔を保つことが当たり前の習慣として行われてきました。
しかし海外では毎日お風呂に入ることが常識では無いことも多く、その分「臭って当たり前」という感覚があるそうです。
現代社会では他人に臭いで不快な思いをさせないように、
デオドラントスプレーやデオドラントペーパーを常にカバンに入れて携帯しているという人も大勢います。
それほど、体臭ケアに対して感心・意識が高いというのが日本人の特徴とも言えます。
そんな日本人にとって、最も体臭の気になる部分はどこでしょうか。
以下に部位別のランキングを紹介します。
全体の40%以上の人が最も気になる体臭の部位はワキであると回答しています。
ワキはアポクリン腺が多く分布している部分ですので
他の部位よりも強い臭いを発しやすいからだと考えることができます。
ワキを清潔に保つこと、デオドラントスプレーやデオドラントスティックなどを活用して臭い対策を取るとうにしましょう。
口の臭いは男性でも女性でも気にしている人が多く、
こちらも全体の40%程度の人が臭いが気になる部位だと回答しました。
口臭は自分でも臭いを実感しやすいというのも大きなポイントの一つだと考えられます。
また、他人と接する以上相手に届きやすいものであることも要因のひとつ。
口臭の原因のほとんどは口内環境の悪化によるもの。
舌苔(舌の表面にこびりついている汚れ)を除去するだけでも随分と口臭を減らすことができます。
足の臭いが気になる、という方は全体の6%程度いました。
仕事柄、革靴を一日中履いていたり、ブーツを履くことが多いと足の臭いがきつくなる傾向にあります。
足は1日にコップ1杯分の汗をかくとされていますので、
靴をずっと履いていると中が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなり、強い臭いを放つようになります。
足の清潔を保つこと、靴を小まめに洗うこと(無理なら中敷だけでも洗うとかなり改善されます)、
通気性の良い靴を選ぶことなどの対策を取るようにしましょう。
その他にも、タバコの臭いや頭皮の臭いが気になるという人もいました。
体臭は自分の臭いが相手に伝わるのも嫌なものですが、相手の臭いも気になるもの。
お互いが気持ちよく接するためにも、体臭に対するエチケットをしっかりと守るようにしたいと考える人が圧倒的に多いです。身体の臭い対策の基本は雑菌を繁殖させない、清潔な身体でいること。
お風呂に入る、消臭スプレーなどを活用するなど工夫をするようにしましょう。