両親がワキガだと自分にも遺伝する?

ワキガは遺伝する

ワキガになる人もいれば、ならない人もいますが、その違いはどこにあるのでしょうか?

 

ワキガには遺伝的要素が非常に大きく関わっています。
例えば、片親だけがワキガだった場合は、ワキガの発症率は30%、
両親ともにワキガの場合は80%になると言われています。

 

しかし、親がワキガだからといっても、必ずワキガを発症するとは限りません。
ワキガになりやすい体質が遺伝していると考えたほうがいいでしょう。

 

アポクリン腺の数や大きさは遺伝によって決まる

ワキガの原因となる汗腺のひとつ、
アポクリン腺の数や大きさは遺伝によって決まる部分が多いとされています。

 

アポクリン腺の数が多いほど、そして大きさが大きいほど、
アポクリン腺からの分泌物が多くなるため、臭いとなる物質が増えるということになります。

 

親がワキガ体質というだけでワキガになる可能性が大きくなるため、
心配ならば親にワキガ体質だったかどうか確認しておくといいかもしれません。

 

ワキガになりやすい年代と性別

ワキガになりやすい年代は、個人差が大きいですが、
一般的に第二次性徴期を迎えるころに発症することが多いと言われています。

 

第二次性徴期になると腋毛が生えてきますが、
そのときに一緒にアポクリン腺も発達するため、この時から発症する人が多いのです。

 

しかし、一概にそうとは言えず、
もっと低い年齢から発症する場合もありますし、
20歳を過ぎて大人になってから発症する場合もあります。

 

生活習慣や食生活などから臭いが強くなって発症に気づくといった場合もあります。

 

実は女性の方がワキガが多い?

また、性別によっても若干の発症率の違いがあります。
ワキガは男性より女性のほうが発症しやすい、
あるいは悩んでいる人の割合が多いと言われています。

 

その理由は、女性のほうがアポクリン腺が多い傾向にあり、
皮下脂肪が多く、その脂肪がアポクリン腺を刺激することが挙げられます。
また、アポクリン腺は女性ホルモンにも影響を受けるため、
ホルモンの変化が大きい女性の場合は、臭いが強くなる時期があるのです。

 

それとは別に、男性に比べて女性の方が体臭そのものが少なく、
かつ男性よりも臭いに敏感であるため、悩みが深刻化するという面もあります。

 

遺伝的要素以外の要因

アポクリン腺の数や大きさは、遺伝によって決められ、
それがワキガの発症とつながる部分は非常に大きいといえますが、
親や親族にワキガの人がいない場合でも、ワキガになることはもちろんあります。

 

遺伝的要素以外にも、常にストレスにさらされていたり、
緊張状態に陥っていることが多い人などは、
アポクリン腺が刺激されて臭いが強く出ることがあります。

 

また、食生活が偏っている人なども、
ワキガになりやすい要素を持ち合わせていると言えます。

 

ワキガは遺伝的要素が大きいとはいえ、
それだけではないということをよく覚えておく必要があります。