軽度のワキガは、飲み薬と塗り薬が主な治療方針

ワキガには程度があり、軽いワキガの場合は手術ではなく、飲み薬や塗り薬などの投薬治療が主になります。

 

投薬は、ワキガそのものに働きかけるものもあれば、精神的な部分に働きかけるものもあります。
臭いに対する不安などから臭いを助長している場合があるからです。
通常、軽度のワキガの場合にはすぐに手術ということはありません。

 

ワキガ治療の飲み薬

ワキガの治療の飲み薬には2種類あります。
まず、汗の分泌を抑える薬「臭化プロバンテリン(プロバンサイン)」という抗コリン剤です。
この薬は保険適用が認められる薬となっています。
汗を出すという命令を伝達する伝達物質であるアセチルコリンの分泌を抑えることで、汗が出ることを抑えます。
汗を抑えることで、ワキガの原因となるアポクリン腺からの汗も出なくなるので、臭いを防ぐことができるということになります。

 

しかし、副作用もあり、尿の出が悪くなったり、口や目が乾くなどの症状がでます。
特に尿の出が悪くなることは体にも負担が大きいので、継続的な服用はしないようがいいとされています。

 

そして、もう1種類は、精神的な部分に働きかける薬です。
ワキガで悩む人の多くは、臭いへの恐怖や人に会うことを怖がるなどの傾向があるため、精神面や自律神経に働きかける薬が処方されることもあります。
精神的な部分から発汗が促されている場合も多いため、そのような場合には効果が大きいとされています。

 

しかし、こちらも副作用があり、眠気やふらつきなどを生じる場合があるので、注意が必要です。
薬については、医師と相談の上、指定された飲み方で飲むことと、少しでもおかしいと感じたら服用をやめて、医師に相談するということが大切です。

 

 

ワキガ治療の塗り薬

ワキガの治療で処方される塗り薬として一般的なものは「塩化アルミニウム液」です。
制汗の効果がありますが、臭いを抑える効果もあるので、軽いワキガの場合は効果があります。
また、細菌の繁殖を防ぐために抗生物質が処方される場合もあり、この2つは併用されることもあります。

 

副作用としては、塩化アルミニウム液はかゆみを生じる場合があります。
軽いかゆみであれば、薬を夜塗って朝は洗い流すなどで対応できますが、強い痒みの場合は、皮膚科で対応してもらうことが必要です。