漬物の発色剤や製麺のかん水として利用されているミョウバンは、
体臭対策に効果を発揮することができます。

 

ミョウバンはカリウムやアンモニウム、アルミニウムなどが結合した複合塩のことをいいます。

 

実際に古代ローマ時代からミョウバンはデオドラントグッズとして利用されていたという文献が残っているほど古くから使われているものです。

 

海外、特にヨーロッパではミョウバンを結晶化させた天然塩をアルム石と呼び、
デオドラントとして活用しています。
このアルム石は日本の一部の人たちからも高い支持を集めていて、天然成分で体臭対策を行うことができると人気です。

 

ミョウバンが体臭対策になぜ効果的なのか説明していきます。

 

ミョウバンのもつ酸性

ミョウバンは水に溶かすことで酸性になります。
私たちの身体は弱酸性を保ち、これによって身体に繁殖しようとする雑菌を撃退しているのですが、
汗などで弱酸性が中和されてしまうと雑菌が繁殖しやすくなります。

 

そこでミョウバンを身体に塗布することによって、汗をかいても雑菌は繁殖しづらくなり、高い殺菌効果を得ることができます。雑菌が繁殖しなければ臭いを抑えることができるというわけです。

 

また、体臭の原因であるアンモニアは強いアルカリ性の成分です。
そのアルカリ性をミョウバンの酸性で中和することによって消臭効果を得ることができます。

 

ミョウバンのもつ収れん作用

ミョウバンには毛穴を引き締める、収れん作用があります。

 

アポクリン腺など、臭いの強い汗を分泌する部分にミョウバンを塗布することによって、
汗腺を引き締めて汗の分泌を減らすことができます。

 

ミョウバンの持つ消臭作用

ミョウバンにはそれ自体に消臭効果があります。

 

というのは、ミョウバンの中には金属成分が含まれているので、
これらが酸化・還元することによって臭いの成分を吸収したり、中和することができるからです。

 

ミョウバンの使い方

 

粉末を塗布する

ミョウバンを粉末状のまま、臭いの気になる部分(ワキなど)に塗布する方法があります。
汗の分泌を抑える効果がとても強いので、夏場にオススメです。

 

水に溶かしてスプレーで

ミョウバンを水に溶かし、スプレーで身体に吹きかけるのが最も手軽な方法だと言えます。

 

作り方は、ミョウバン50gに対して1.5リットルの水を混ぜ合わせるだけ。

 

なかなか溶けない場合には1日放置しておきましょう。
スプレーで肌に直接塗布するのもいいですが、ガーゼなどにしみこませて気になる部分を拭き取るのもOKです。

 

お茶を加えてさらに消臭効果を高める

ミョウバンを水で溶かしても十分効果があるのですが、
これを緑茶で溶かすとより高い効果を得ることができます。

 

お茶にはカテキンと呼ばれる殺菌成分が含まれているのでさらに強力に体臭対策を行うことができます。
また、お茶の爽やかな香りが身体に付くのでそれを楽しむこともできます

 

ミョウバン風呂

お風呂にミョウバンを入れてミョウバン風呂に浸かると効果的に体臭対策を行うことができます。

 

分量は50g程度のミョウバンをお風呂に溶かすだけでOK
体臭対策効果だけでなく、あせもやアトピーにも効果を発揮することができるとされています。